呆丈記

呆れたものがたり

脳エラー

 自覚無くして反省なし、悪気無くして謝罪なし。

知らず知らずのうちにかけている迷惑に、限界に達した相手からの言い分に聞き耳持たず。

 

開き直りの追い風で感情の炎はなお燃えさかる。

 

精神的な苦痛の辛さは計りようがないため、軽視された分だけ怒りとストレスに変わる。

 

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今週のお題「2019年買ってよかったもの」

今週のお題「2019年買ってよかったもの」

 

日立のふとん乾燥機は買ってよかったですね。今までは1998年製のを使っていましたが、ホースがついにちぎれましたね。

 

そして購入したコンパクト計量モデルは、袋も使用しなくて軽い!こんなにちっちゃくて何ができるんだ?と疑っていましたが、しっかり仕事してくれます。

 

 ふとんだけじゃなく『靴』も乾かすことができるので、一週間に一度靴を洗うようになりました。

 

靴にもよりますが1時間ほどで履いてお出かけできちゃうほど。

 

これは買ってよかったですよ。

 

 

 

ちゃんねるはそのままでよいか?

 現世において、『今ある【魂】は前世から引き継いだものである』という考えは肯定も否定もできない。

 

記憶が無い以上自覚も無い。これはたとえ異世界に転生(チャンネルを変える)したとしても自他共に何もなかったかのように流れに溶け込む。

 

我々にはテレビのようにいくつものチャンネルがあり、自覚の無いままに自らそのチャンネルを変えているのかも知れない。

 

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今週のお題「いい肉」

今週のお題「いい肉」

 

 ああ、ちょうどこのお題を見る前日に焼肉屋に行ったんですよ。

 

まぁなんていうのでしょうね、女性がいかにも喜びそうなおしゃれな焼肉屋さんでしてね、店名も横文字なんか使っちゃってね。昭和や90年代ぽっくないような今時の若者が好みそうな内外装でしたよ。

 

 

 そんでもってね、家族連れやアベックばっかしなわけ。

 

それでも私行きましたよ。ひとりで・・・・・

 

作業着を着た小太りおじさんおひとり様来店デース。( death)

 

 

こんなに混んでいるのに『ひとり』は嫌がらせなのではないかと心配になってしまいました。

 

最近の焼肉屋さんはすごいね!ラーメン、お寿司もあるの!そんでもって食べ放題なわけです。

 

まさに90分間の『酒池肉林』状態ですよ。

 

これは寿命が縮まってもしかたがない、飲んで、飲んで、喰って、喰って最後に出す!

 

しあわせな90分間は早い、丸で一瞬、ひかりの速さだ!

 

 

お会計後、出入口のガラスに貼られた『国産』の下のシルエット。

 

牛さん、豚さん、鶏さん、しあわせな90分をありがとう。

 

そして『ごちそうさまでした』

 

 

 

 われわれ人は同じ動物である他の生き物を食して生きています。

それは自然界の掟ではごくあたり前なことなのかも知れません。

ただ人間が野生のおきてと違うのは『生きるため』に殺すだけでははなく、

殺したのに食べずに残すという行為が余りにも多いのです。

 

ニンゲンという動物が残した肉を他の動物が食すことがほとんど無いでしょう。

 

そう考えるとゴミを散らかすカラスをなんだか責めれないんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コネコネ倶楽部

 【平等】とは基本的な原則であり、人間ひとりひとりが『人種』『性別』『社会的身分』において差別されてはならないという観念のもとにある。

 

格差の拡大が叫ばれる近年、この【平等】がゆがんだ形で大きく本来の意味を逸脱しようとしている。

 

 

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今週のお題「紅葉」

今週のお題「紅葉」

 

 先日、友人の団地に遊びに行ったのですが、あいにくの外出。

しかし団地の駐車場には彼のステップワゴンが停まっていた。

 

奥さんの車で買い物でも行ったのかな?なんて団地の5階の階段の踊り場から駐車場を見渡しているとある事に気付きました。

 

友人のステップワゴンの屋根に紅葉のような小さい子供の手形がたくさん付いていました。

 

子供がやったにしろ、いったいどうやってミニバンの屋根にたくさんの手形をつけるのでしょうか?

 

そうしているうちに、友人が奥さんと一緒に別の車で帰ってきました。

 

私は車の屋根の手形の事はだまっていましたが、友人は私に会うなりスマホを取り出して『いいとこ行ってきた。』とニヤニヤと画面を見せてきたのです。

 

 

 そこには暗闇にぼんやりとトンネルの入り口が映っていました。

 

『ゆうべ旧〇〇炭鉱跡のちかくの〇〇トンネル通ったんだ。』

 

『最初はビビったけど楽勝だった。大したことねーわww』

 

 

廃炭鉱跡に紅葉を見に行って屋根にたくさんの紅葉と子供いないこの夫婦を想ってか、

ステップワゴンの後席には子どもがたくさんが乗って帰って来たのかも知れませんね。

ひらけ!おっさんパーティーすべてはそこにある!

 紅葉見ごろの秋の終盤を迎えた湖畔の温泉街は、海外や本州からの旅行客で溢れかえっていた。

 

そんな賑わいとは相反するように、一本裏手の通りは入り口を板張りされた温泉ホテルや飲食店、色あせて割れた看板のスナックなど、不況のあおりを受けてメイン通りのおこぼれ客の減少により廃業を余儀なくされた店が大半を占める。

 

 

ある者は恩恵を享受できずこの地を去り、またある者はこの地を【新天地】としてめざす。

 

 

そしてその裏通りを山側に登る坂の上に、朽ち果てながら営業を続けるゾンビのような古びた旅館は今日も湯気を吐き来るものを招き迎え入れる。

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