呆丈記

呆れたものがたり

うつ

詰む詰む

両親を亡くし、ひとりたくましく生きる村の青年【吉作】は、崖の岩肌に生える『岩茸』を採取して売り生計を立てていた。 ある天気の良い昼下がり、早めに昼飯を食べ終えた吉作は今まで行った事の無い断崖での採取を試みる。 吉作の読み通り、その断崖絶壁に…

ばつ

みんなすごいとおもわれたいの!みんな『あたまいいね』っておもわれたいし、みんな『おかねもちだね』っておもわれたいの!そしてじぶんはほかのひととちがって、とうとくて、ゆいいつむにのとくべつなそんざいとおもいたいの。 このよはくうそうにふける、…

明晰夢芝居~第六幕 殺気店

夢の中に三度ほど同じ店が出てきている。 商店街の裏の丘陵な小山を少し登った所にある、小さな『ホットドック屋』さんである。 最初は死んだ母親と買い物の最中だったため、気にはなっていたが記憶に留めておくに過ぎなかった。(明晰夢では無いため自由が…

しあわせ狩り

千葉県八街市で下校中の小学生5人が死傷した事故で、一昨年飲酒運転事故を起こして逮捕された元同僚のガリガリ君を思い出した。 rice9999.hatenablog.com 将来ある幼いこどもたちの命が一瞬で奪われた悲惨な飲酒事故。 しかし人によって温度差が違うと私は…

辞世~最期の音

この世に生を受けて発する産声はしあわせの音。 これから始まる未知なる可能性を秘めた希望の音。

明晰夢芝居~第五幕~平成32年師走

夢の中で仕事をしている自分に気付く、あぁなんてついていないんだろう・・・・ 仕事から帰ってきてまた仕事・・・そんな事を考えながら仕事をこなす。 見慣れた街並みとどこか違うそんな違和感を覚えながら夢の中の時間は過ぎてゆく。 国道にもかかわらず交…

ブラックノア

東京で一つ、銀座で一つ、合せてこの二つが何だか知らないが、若いふたりが始めて逢ったのは東京でも銀座でもない、ほんとの恋の物語は北海道の糞田舎にある限りなく黒に近いグレーな職場で始まった。 漆黒のおどろおどろしい『うらみ』『ねたみ』『ひがみ』…

好奇心を全うせよ!

若いころに何らかの実績が無ければ、その後の発展性は無い。 秀でた実力、恵まれた才能を持ち合わせない者に残された道は、あきらめない地道な努力の上に築きられた永年の月日である。

壊されたスイッチ

【無理も通れば道理になる】理屈に合わないことでも強引に押し通してしまえば、それが正しいことのように通用してしまう。 『リモートワーク』職場に出勤せずに業務をこなせるなら、今までなぜ?わざわざ会社に通勤していたのか? Webカメラのレンズは人…

どこかで誰かが・・・・・

大切なものを失った時、心に大きな穴が空いてしまったような喪失感がある。 私の場合は穴と言うよりも『萎れた草花』のようで、さらにくたびれた空気の抜けた風船のような感覚に近い。 楽しいお祭りの後の虚しさは、日に日にくたびれていく風船で感情に追い…

奴隷三昧

あらゆる業界が打撃を受けて、転職しにくい状況を良いことに無理難題を吹っ掛ける企業。 会社カレンダーの改ざんによって今まで公休だった日は、通常の出勤日となり休日出勤が事実上存在しなくなった。 勤務終了の定時時刻が変更された。 業績は上がっている…

盤根錯節じゃぱん

精神が荒んでいる者は他人の幸福が憎くて仕方がない。 『順風満帆な人生』をねたみ、ぶち壊すことがよろこび。 叶わぬなら滅してしまおうこの世界。 戦争しよう、そうしよう、失うものなんか何もない。 もう地獄は見たから、あとは戦争見て死ぬだけ。 はよ戦…

並行世界の彼方より

母親が死んでちょうど一年が経過した・・・・・・ 家事を『零』からはじめて覚束なかった料理や洗濯も様になってきた。 残された2匹の猫は元気に成長し、高齢者の父親は相変わらず『呆け』と紙一重の毎日が続いている。

暗黒時代をイキる

『日本の未来はウァウォウ~ウァウォウ~世界が羨むウェイウェイウェイウォ~』 待ち遠しい『ミレニアム』と共に恐れた『世紀末』が今となっては遠い過去になってしまった1999年。 バブルの余韻はとうに消えうせ、『そろそろ次のバブルまだぁ』と戯言の…

明晰夢芝居~弟4幕~木造ビル&木造施設

最近の夢によく出てくるのが『木造の巨大建築物』です。 それはログハウスのような丸太を使ったものや、ペンションみたいな新しい白木の壁であったりと色々でした、本物の『木』なのか『木目調』なのかは解りません。 中でも驚いたのが『木造のビル』です。 …

勇者の戯言

自己中心的な考え方、高いプライド、世界は自分を中心として回っている。 そして自分は尊く特別な存在の主人公であり、他人はそれらを補助する脇役である。 上記のような事を中二病と呼ばれる成長過程に見られる一過性なものではなく、本気で信じてやまない…

死してのち已む

世間が在宅ワーク、営業自粛の中、前回の更新から今日まで連続勤務でした。 たとえ営業自粛要請が出たとしても『強行』して最後まで出勤を強いられると思います。 また現にその主旨の内容の通達がされました。 私のような消耗品同様の底辺人間には防疫への費…

貧困マーチ

『安物買いの銭失い』、『質より量』、懐の寂しい時に陥りやすい現象。 貧乏思考は負の志向へと向かい、地獄の連鎖は破綻するまで永遠に廻る。 ねたみ、僻み、恨みを生み出しては、それらに自らおぼれ死ぬ。

あとは死ぬだけのじかん

人生には2つの大イベントがあるんだ。ひとつめは『受検』なんだよ、より良い高校、大学に進学して優良な『大企業』や『公務員』などに就職できれば安泰イージーモードで『エリート街道』爆走だ。 そしてふたつ目が、『結婚』なんだよ。まぁひとつ目が無事達…

弐千弐拾

去年の12月の中旬から元旦まで一切休みがありませんでした。 気が付いたら2020年になっていた状態です。 クリスマスは?大晦日は?紅白歌合戦は? 底辺職の今の私には暦はあまり関係ありません。 大晦日の仕事帰りに職場の若者と食べた牛丼の味。 疲労…

脳エラー

自覚無くして反省なし、悪気無くして謝罪なし。 知らず知らずのうちにかけている迷惑に、限界に達した相手からの言い分に聞き耳持たず。 開き直りの追い風で感情の炎はなお燃えさかる。 精神的な苦痛の辛さは計りようがないため、軽視された分だけ怒りとスト…

【やばい話おじさん】のやばい話

子供のころお友達と外で遊んでいると、どこからともなく変なおじさんがやってきて『おはなし』を聞かせてくれた。 『おはなし』は聞くに堪えないないようなものばかりで、おおよそ子供には刺激が強すぎた。 いや、大人になった今だって引いてしまうようなド…

ストレイシープジンギスカン

『信じる者は救われる』、『困った時の神頼み』人は時として迷える子羊となり道を見失う・・・・ 藁をも掴む思いで暗闇で救いを求める子羊たちを導く僅かな螢光には悪意に満ちたものもある・・・・・ 逝きつく先は天か地か?神のご加護があらんことを・・・・

死んだひまわり

夏を華々しく彩り演出したひまわりたちも、今は強い秋風に吹かれて立ったまま死んでいる。 茶色く干からびた骸はこうべを垂れ、まるで何度も頭を下げる疲れたサラリーマンのようだ。 芽が出てぐんぐん出世して、中には小さいまま死んでいる者もいる。 そして…

共生仮面社会

えがおはいいよ みんなをなごます。 えがおはいいよ しあわせをよびよせる。 えがおはいいよ つらいときこそ げんきになれる。 えがおはいいよ とりあえず笑おう。 えがおはいいよ いいから笑え血のなみだ流してでも・・・・・

お察し天狗

私は底辺無敵の人、お盆も連勤無敵のパート。 代替え数多の消耗品。今日も馬車馬は必死に消化試合をこなす。 仕事中に出くわした知人の嫌味な自慢。 『お盆は嫁の両親連れてビーチでキャンプ三昧だぜぇ』 『俺はこの夏を待っていた!そのために毎日、仕事終…

休日出勤で休日出金

突然の休日出勤に昼飯代捻出のために泣く泣く休日出金。 ATMは容赦なく手数料を徴収する。 蒸し暑い曇り空の昼時に混雑するコンビニの前でかじる菓子パンの味は排気ガスの味がする。 人々は笑顔で歓び店に入る。 人々は笑顔で歓びATMに手間賃を払い出金する…

精神界王拳

最近ものすごく『うつ』が進行している。 欲しいものを買って、食べたい物を食べて、行きたい所に行って、不自由ない生活をしていても抑えることが出来ない。 たとえ一生涯せいかつに困らないお金があったとしても、そしてあかるい未来が保障されていようと…

栄枯盛衰、盛者必衰

正直者が馬鹿を見る昨今、ひとの事を考えず強引で自己中心的な考えの方が自分の思い通りになり得をする世の中。それを見習うかの如く黒く染まり我先にと金や地位の奪い合いの地獄絵図。その光景にほほえみ地獄絵図ごと火を放ち葬り去るさらなるクソ人間。 目…

母親死亡からはじまる絶望の並行世界

あぶくのように生まれて呆気なくきえてゆく ひとのいのちは尊く儚い、それもまた想うがゆえに煙のごとく消える。 残る過去の思い出に思いを馳せてひとは昇華する。