千葉県八街市で下校中の小学生5人が死傷した事故で、一昨年飲酒運転事故を起こして逮捕された元同僚のガリガリ君を思い出した。
将来ある幼いこどもたちの命が一瞬で奪われた悲惨な飲酒事故。
しかし人によって温度差が違うと私は気付きました。
私にはこどもがいないので、こどもに関する事には無関心です。
待機児童がどうとか、教育がどうのとか正直どうでもよいです。
これでも以前よりマシになりました。
『以前は3人兄弟で1人が事故などで死んでも、残り2人いてよかったね。』
とか『若いんだったらまた産めばいいじゃん』って本気で思っておりました。
猫を飼うようになって、轢き殺した弁償として同じ毛色の猫を渡された話を聞いて考えが少し変わりました。
しかし私の周囲の人もなんとも思っていない様子がうかがい知れました。
結婚したこと無い人、こどものいない人は『世の中のこどもがどうなろうと知ったこっちゃない』、『しあわせな家庭?ぶっ壊してやるよ。ファミリーは敵!』だと本気で思っている人が本当に多いです。
政府が言う『国民』とは実に、正規雇用で働いている子供のいる家族の事で、こども部屋おじさんやおばさんのような非正規雇用の独身者はそもそも人としてカウントされてはいないのではないかと思う節があります。
そればかりか日本の企業は、非正規雇用ながら夫婦でフルタイムの共働きで子供を育てている家庭にさえ容赦ない業況です。
20~40代の世代は結婚しないのではなく、収入面でできないのが現状。
手取り15万円前後で家族を養うのは容易ではありません。
20~40代で既婚者はわずか1人。
逆に50歳以上は全員が一度は結婚したことがある状況。
人のしあわせを心から願えない人に、福が来る事はありません。
他人の不幸を願う人に、自分の希望は届きません。
本当の敵はもう解っているはずですよ。