呆丈記

呆れたものがたり

栄枯盛衰、盛者必衰

 正直者が馬鹿を見る昨今、ひとの事を考えず強引で自己中心的な考えの方が自分の思い通りになり得をする世の中。それを見習うかの如く黒く染まり我先にと金や地位の奪い合いの地獄絵図。その光景にほほえみ地獄絵図ごと火を放ち葬り去るさらなるクソ人間。

 

目先の利益や旨みに眩み深みにはまる。しかしそれもクソ人間の罠であり楽しみでもある。

 

  『正社員にしてあげるよ』は魔法のことば。

 

この一言で、【過重ノルマ】も【サービス残業・出勤】も文句も言わず乗り越える。

 

一心不乱にロボットとなり休まず稼働する。故障すればポイすればよい。

 

ほんの数年前までは私の周りではこんなことが常識だった。

 

 

 

 管理職登用レース、幻のニンジン争奪戦に出走し、死ぬもの狂いで実績を上げる。

しかしレース観戦席では新管理職が高みの見物をする。

 

『さておまえはどの馬が来ると思う?』と予想させるクソ幹部。

 

狭き門を潜ったり、椅子取りゲームに参加しない私の事を賢い馬鹿と笑った幹部たちもみんな会社ごと沈んで藻屑となった。

 

 

 人工知能が普及すれば賢い人材は必要無くなる。しかし一定数の生身の人間も必要不可欠なわけである。

 

そうなると必然的にコミュニケーションができて、人当たりの良い人間の方がよいとなる。

 

人工知能普及後は、性格を判断する機械が面接などで採用されるのではないか?

 

 

少なくともまじめで正直な人が日の目を見る日が訪れるように心から願う。