呆丈記

呆れたものがたり

今週のお題「小さい春みつけた」

今週のお題「小さい春みつけた」

 

 5年間ほど別名義でコンビとして活動していた相方のNくんに彼女が出来て、コンビが自然消滅しました。

 

Nくんは私より10歳も若い後輩同僚でしたが、Nくんの両親と私の両親の年代が同じなため、全く似たような事を言われてお互い育ってきたため世代差が感じられませんでした。

 

どこか年寄り臭くてそれでもって誰にでも馴れ馴れしい人懐っこさで、Nくんは人気があった。

 

 

自分自身はどっちかと言うと【計画性】や【企画】が得意な方ですが肝心の【実行力】が無いのに対し、Nくんは思いついた事を即実行するため成功も失敗も経験豊富で(失敗が圧倒的だが)二人合わさるとバランス的にもちょうど良い感じになります。

 

 

ふたりで企画、収録に励んだラジオ番組は公開1週間で0再生、1ヵ月で6再生(うち4再生は自分自身)で惨敗でしたが土俵を変えて再挑戦する予定です。

 

 

 

 

今は仕事を辞めたため、益々疎遠になってしまうかも知れないけれど【退職】のときにシオシオになった花束を贈ってくれたNくんの小さな春を心から応援したいと思います。

今週のお題「大発見」

今週のお題「大発見」

 

大発見!大発見!使ってないカバンの中から大発見!

 

グシャグシャ縮こまった茶封筒から出てきた出てきた!大発見!

 

 

去年の年末の大雪の日、面接に行った会社が出してくれた茶封筒!

 

 

中を開けたら交通費一万円!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

中も見ないで捨てるところだったよ。

引き際は大事

 突然ですが3月1日付で15年半働いた『スーパーの配送』の仕事を退職しました。

 

定年退職まで体力が持たないため、やむなく引退の道を選びました。

 

この仕事を通して『人との会話』が出来るようになりました。

 

あとは筋力が大幅に増加し、おなか以外はガッシリとした体型になりました。

 

 

 最後はみんなに餞別を頂いたりで、盛大に見送っていただきました。

1人を除いて他全員が後輩で管理者までもが後輩でしたので、いかに私が無能かがうかがい知れます。

 

 

役職はありませんでしたが、営業所の【顧問】や【重鎮】のような立ち位置だったと思います。

 

 

それでいて扱いは『蛭子能収』氏のような愛のある扱いでした。

 

 

 

 

4月から別の仕事をしますがこんな楽しかった職場は生涯もうありません。

 

 

 

本能を研ぎ澄ませ

  先日、となり街の『激安の殿堂の店』まで買い物に行ってきた。

 

現地に着いたのはちょうど午後7時くらいだったと思う。あすも休日の為か店内は家族連れなどで賑わっていた。

 

私はあいにく翌日も仕事のため、朝に食べるパンを買いに来たのだ。

 

菓子パン売り場に着いて食パンをかごに入れた瞬間に、ものすごい勢いでどこからとも無く空の買い物かごが飛んできて、私の後ろの商品に当たり段ボールごと崩れ落ちた。

 

『邪魔だ!どけぃ!』

 

声のした方を見ると、還暦前後の中年男性が鬼の形相でこちらに向かって来た。

 

ポケットに両手を突っこんだまま『殺すぞ!』言ってきた。

 

 

 私は身の危険を感じて逃げたが、男が見えなくなっても『あっちへ行け!』

 

などの大声が聞こえていたので、他の客にも恫喝していたと思われる。

 

 

恐らく私と同じ【何も失うものの無い人】無敵の人だったのではないだろうか?

 

今流行の『弱者男性』の定義も曖昧なのでただ単に年収が低いだけでは『弱者』にならないようだ。

 

 

ただこれだけは注意喚起したい。

 

夜に安さを売りにしているお店に行かない。

 

夜に安さを売りにしているお店に行く事はトラブルに遭いに行くようなものです。

 

私のように仕事が遅くに終わり、お金も無い人は行かざるおえないですが、だいたいトラブルが起きそうな雰囲気や勘が鋭くなっていて、早めに買い物を切り上げたり、来店を見送ったりして危険を回避していると思います。

 

 

激安!ガソリンスタンド

 

価格が他の店舗より大幅に安い店は、だいたい深夜営業や24時間営業している場合が多いです。

古い型で車高が低く煙突のようなうるさくて太いマフラーが付いている大排気量セダンやスポーツカー。

 

音楽を車外まで聞こえるくらい大音量で流している車。

 

社用車でもないのに後ろのガラスに文字やイラストを入れている車。

 

目立つように派手なカラーリングや奇抜なスポイラーを付けている車。

 

その他 自分なら乗りたくないなと思うような改造が施された車。

 

トラブルを起こしやすい車には近付かないのが一番。

 

 

 

最後に

 

冗談抜きにもう日本は安全では無い状況になってきています。

 

おいしいものを食べたり、ブランドの服や靴を身につけたり、高い車や家を建てたり、どこかで必ず誰かが妬んで見ています。

 

 

 

あなたも知らない間に妬まれて勝手に恨まれているかも知れませんよ。

 

 

 

 

壊さなきゃ新しい明日は来ない。

 積み上げてきた業績、築き上げてきた人間関係、創り上げた自分の立ち位置、広めてきた共通の思い出、長きにわたる確執と因縁、少なからずの信頼と実績。

 

 

2月29日 すべては塵と化す。

今週のお題「一生モノ」

今週のお題「一生モノ」

 

私の一生モノは、やはり大好きな車です。

以前所有していた黒RX-7(FC3S)と現在所有の白RX-7(FD3S)のイメージ

 

普通の自動車のエンジンとは異なる孤高のロータリーエンジンという、2~3つのおむすびが爆発しながらコロコロまわる構造に不思議な魅力を感じたのです。

ロータリーエンジンはRX-7の他にファミリア、カペラ、ルーチェ、サバンナ、コスモ、RX-8、などに搭載されていました。

MX-30 e-SKYACTIV R-EVは、発電用モーターで使用。

 

 

 

黒い方がRX-7(FC3S)型で免許取得後は親のお下がりのコロナExivに乗っていて、このFC3Sが自分で買ったはじめての車でした。

 

 

とにかく燃費が悪くてさらにパワーを出すために、エアーポンプと触媒といった排気ガス浄化装置のようなものまで撤去されている車両だったために、排気ガスが目に沁みる沁みる。燃費はリッター2~5キロ程度でエンジン載せ換え2回でFD用のミッションにも載せ換えで17年間乗りました。  18万キロ

 

 

 

そして今現在所有している白のFD3S型は4型の中期型でRBバーサストX赤色の本皮シートと赤内装の限定車です。走行83000㌔

 

フロントバンパーは画像と同じく新品の最終型のものに交換してあります。後バンパー横に付いているサイドマーカーは後期型同様に赤く点灯する仕様にしました。

燃費はリッター4~7キロ程度で高速道路使用しても8キロ程度で同じスポーツカーの3700ccのフェアレディZでもリッター13キロ走る事もあるそうです。

 

燃費がべらぼうに悪く、故障は日常茶飯事、乗り心地は最低、ガソリンだけではなくタイヤやブレーキパッド、エンジンオイル、プラグの消費が異常すぎる。

 

一番異常なのは車は目的地まで移動のために走るのが本来ですが、RX-7は逆で『車を走らせるために目的地を決める』所有している人でさえ理解できない異常な車です。

 

 

トランクが浅く荷物が積めない為、ゴルフバックを助手席に寝せてシートベルトで固定をして運んでいます。(視界の妨げや荷物を固定しないと道路交通法に違反になるのでご注意ください)

 

 

仕事で使用している軽トラの方が全てにおいて快適です。

 

でも私は買い換えたとしても同じRX-7の車を選ぶと思います。

 

辿り着いた永遠

 私には切羽詰まった時やこころに余裕の無くなってしまった時に訪れる、お気に入りの場所がある。

 

森の中の大きな湖を眺めながら、水の流れを見る。

 

 

ほんの数分で帰ってしまう時や、半日ちかく居ることもありそのときによってまちまちだ。

 

 

自然の中だからとか、日光浴をしているからではなく、よく行くラーメン屋や食堂のいつも座る【定位置】のような感覚に近い。

 

 

そこは35年も前に初めて訪れた時と何ら変わらない佇まいでいつも私を招き入れる。

 

 

営業しているところを一度も見たことが無い、廃墟のレストランもずっと35年間そのまんま。

 

 

しかし遂に時は動き出した。

 

 

湖にたどり着くまでにあった、道路沿いの2軒しかなかったお年寄りの家が両方とも空家になっていて雪に埋まっていた。

 

家主は入院したか子供らと同居したか、あるいは亡くなってしまったのかも知れない。

 

 

水の流れだけではなく【時間】も確実に流れている。

 

 

立ち止まれば、それは【残酷】と変貌を遂げる。

 

 

 

 

一刻一刻と刻まれる瞬間の痛みを緩和するために我々は常に歩き続ける。