はじめて手帳を手にしたのは二十代半ばでした。
当時の私は自分で言うのもなんですが、物覚えが良く、優秀でした。
物事を忘れないので手帳にメモする事など無かったのですが、新社会人のお手本となるように自分が新人時代に記した当時のメモなどを一例としておりました。
官公庁職員だったこともあり、紛失しても内容が把握できないように『暗号』で記入したりしていたりもしました。
パートのおっさんとなった現在は、手帳はくだらないネタを描きためるラクガキ帳と化しました。
暗号なんて使わなくても、字が汚くて読めないし、読めたとしても意味がわからないでしょう。
当時仕事を教えた若者たちは、私の事をエリートと思ったかも知れませんが、ジャンルは変わりましたが今では馬鹿のエリート街道を順調に突き進んでおります。