呆丈記

呆れたものがたり

犠牲者はいつの時代も一般人

 街を行き交う人々の眼は、生気を失い死んでいる。

望んではいない毎日を繰り返すことに疲れた者の行く先は想像し難い。

 

皮肉にもゆえに成り立つ現代社会のメカニズム。

 

 

新卒社会人は一回きりの綱渡りである。

 

空振り三振では無い!ワンストライク永久追放と言っても過言ではない。

 

それでもバッターボックスに立てただけましである。

 

 

就職氷河期世代はバットを持つ前にアウトとなり追放されたのだ。

 

 

 

 特権階級とまではいかないが、大企業の重役や公務員の親がいる同級生はほとんど就職に困る者はいませんでした。

 

偶然と思いたい反面、残るモヤモヤ感に苛まれる。

 

 

戦争で兵役に就いた祖父の兄とその友人は戦地に赴くことなく『研究職』などに就き、終戦後には恩給もらい余生を過ごせたのも、資産家&旧帝大卒(当時としては珍しい)だったからでしょうか?

 

 

数年前に話題となった『上級国民』や『特権階級』は存在していると思うし、必然的に生まれるでしょう。

 

 

また国を含め組織や業界分野は『権力』『権威』がなければ統括できないでしょう。

 

 

この度のコロナで景気が落ち込んで倒産&失業が出ていますが、困っている全ての人が保障を受けられるよう、そしてきちんと次の就職先が確保できるよう願っております。