呆丈記

呆れたものがたり

自分に関係ないものはすべて無駄とは限らない。

 ちょっと前に『ホームレスの命はどうでもよい』とか『死刑囚に税金をかけるのは無駄なので使える臓器だけ取って提供したあとは焼却炉へ捨てろ』などと過激な発言で炎上した人がいた。

 

 

  そもそも普通に生活をしていて、『ホームレス』や『死刑囚』について時間を割いて考えると言うこと自体あまり無い。

 

この人はホームレスに何かされたり『死刑囚』に親でも〇されたのかと思ってしまうほどだ。

 

 

地域的にか私の日常の生活でホームレスを見る機会は全く無い。

しかし、毎日の通勤の駅にいたり、トイレを占拠していたり、『100円恵んでくれよ』なんて言われたら、たしかに腹立たしいかも知れない。

 

生活保護が仮に毎月13万円現金で支給されていたとしても、今はコロナによる不況などもあるので『大変だなぁ』と思っていても、これが自分の月収を上回る金額が支給されていたら『ふざけんな!おい!』ってなると思う。

 

 

だが、どんな人でもホームレスや生活保護を受ける状況に陥る可能性はゼロでは無い。

 

 

だから軽々しく命の軽視をするべきではないと思っている。

 

 

 

この有名ユーチューバーがまずいのは『そう思うよね?』と同意を求めていたことが大きい。

 

 

 

 

『無能は即刻クビにすべき』っていう意見もそうだが、たまたま今の職場の環境に適合したに過ぎないわけであって、本当に実力や能力がある人はどこに行って何をやっても成果を出すだけでは無く、他の企業などからスカウトが来たりと引く手数多だ。

 

 

『無能は即刻クビにすべき』と言いきる人は何故か自分が絶対的な有能だと思っている節がある。

 

まさに焼肉屋が『どんどん安いお肉を提供いたします。』と言うのに対して『いいぞいいぞ~』と喜ぶ、豚や牛であって、なぜか自分らが客や経営者と勘違いしている肉候補共が気付いた時にはすでに『肉』として提供されているのだ。