呆丈記

呆れたものがたり

ばつ

 みんなすごいとおもわれたいの!みんな『あたまいいね』っておもわれたいし、みんな『おかねもちだね』っておもわれたいの!そしてじぶんはほかのひととちがって、とうとくて、ゆいいつむにのとくべつなそんざいとおもいたいの。

 

 

 このよはくうそうにふける、えらばれしゆうしゃであふれている。

 

 

ひとといっせんをかくすにはどりょくはひっすじこう。

 

 

ちいさなことからコツコツとちりもつもればやまとなる、いきなりすごいたかみにとうたつすることなんてない。

 

このこつこつとくりかえしのどりょくにたえてけいぞくしつづけられることが、『さいのう』っていうんだ。

 

 

みんなはりそうのじぶんになるために、なにかどりょくしつづけているかい?

 

 

おいらはしているよ。

 

 

そう、ずーとずーっとしているよ。

 

 

でもね、こえられないかべってあるとおもうんだね。

 

 

おいらふつうのひとになりたいんだ。

かていをもちたいとか、せいしゃいんになりたいとかとはちがう。

そこらへんをあるいているような、きにもとめないようなふつうのひと。

 

 

 

 

 

ソンナヒトニワタシハナリタイ