今週のお題「雛祭り」
男女平等が大きく取り上げられる昨今、雛祭りが女の子のための節句というのは今後変わりつつあるのか・・・気になるこの頃であります。
さて段飾りのひな人形たるものは、私が子どもの頃はお金持ちの象徴でした。
それを飾れるだけの広い室内の確保と高価な段飾りを購入できるのは、やはり広い一軒家か部屋数のあるマンションでないとなかなか難しいからです。
私の歳の離れた妹は、やれ誰々ちゃんの家は何段だの人形の数が多いだのへったくれだのと文句をたれていました。
それもそのはず、妹のひな人形はもらいもんのお下がりなのですが、お内裏様Ⅰ、お雛様、じじい、お内裏様Ⅱの4人で下の段のじじいとお内裏様Ⅱは家来?なのでしょうが、お内裏様Ⅰとおんなじ顔をしていて、置き換えても違和感なしの状態でした。
人数がさびしいと言うので、『おばけのQ太郎』のP子ちゃんや『それいけアンパンマン』の赤ちゃんマンを追加したりしました。
引っ越しをしてからはどこにしまったのかわからなくなってしまいましたが、一応親たちは5節句はやろうとしていたんだなぁと、好きだった雛あられを遺影に供えるのでした。