『人と違う事をする』ことが成功の鍵となると謳った記事がインターネット上に溢れている。
しかし人と違うだけな事が本当に良いことかと言えば私はあまりそう思わない。
個性が大事と言われても限度がある。
個性の出し過ぎはかえって逆効果になるし自己中心的な事と紙一重なのでは?と考える。
では童話の【みにくいあひるの子】がなぜ他の雛と違う色が個性とは捉えられず、醜く劣等であるとハブられたのか?(白鳥の卵が紛れ込んでしまったため、実際にはあひるでは無い)
兄弟や母親と思っていたアヒル達から虐待を受けて、逃げるようにひとり飛び出した白鳥の雛は自力で困難を乗り切り、無事成鳥になり大空へはばたく。(絵本によっては母親は庇う)
むしろ他の白鳥たちやアヒルの雛たちより根性があって優秀である。
『人と違う事をする』ことが成功の鍵となると謳った記事がインターネット上に溢れている。
でも『人と違う事をする』よりも本当は『人と同じことをして一番になること』の方がいいに決まっている。
成功したひとたちは、『自分のやりたかったこと』が人と違っただけである。