呆丈記

呆れたものがたり

壊されたスイッチ

【無理も通れば道理になる】理屈に合わないことでも強引に押し通してしまえば、それが正しいことのように通用してしまう。

 

『リモートワーク』職場に出勤せずに業務をこなせるなら、今までなぜ?わざわざ会社に通勤していたのか?

 

Webカメラのレンズは人の目の変わりは出来ない?

 

業務に緊張感が無くなる?

 

憎い上司の監視下が創りだす、張りつめたオフィスの空気は集中力と進捗率を上げる最高で最低な環境を生み出す。

 

在宅により労働の価値が下がり電子版のデジタル内職として労働単価が下がらないか不安である。

 

 

 そして何より勤務日と休日の境界線が曖昧になり【オン】と【オフ】のスイッチが破壊されてメリハリが無くなる。

 

 

休日返上で取り掛からないとこなせない量の仕事を課せられたり、逆に与える『仕事が無い』と一方的に言われ休日になったり。

 

 

状況が少し落ち着いて会社に再び出勤するようになっても、一旦築かれたリモート文化は無くならず、『休日にリモートで送れ!』と強要されたりはしないか?

 

 

 

ブラックな暗黒時代を生き抜いた私は、経営者のありとあらゆる思惑や陰謀を目の当たりにして絶望してきた。

 

 

企業だけではない、この国も一個人には甘くはないことを重々承知している。