呆丈記

呆れたものがたり

うまうましかしか

 【若いうちの苦労は買ってでもしろ】と教わったのでその通りにしてきましたが、

今現在はこのありさまです。正直者が馬鹿を見る典型的な例です。

 苦労を強引に押し売りして出世した数々のサイコパス達、不祥事で営業所閉鎖になり解雇となった幹部4人が、わずか2年足らずで再就職先の会社で所長や取締役に就任できたのは驚きもしませんでした。しかも内の2名は四十代後半です。

もちろん、この4名は苦労も努力もしたでしょう。ただし圧倒的に量が少なく尚且つ出世への最短ルートを行っただけです。

実力があり何でもこなす、頭脳明晰でやたらと頭がいい、おもしろく人気がある、スポーツ万能でカッコよくてモテる、が共通点でした。

 私は正直者が馬鹿をみたのではなく、自分が馬鹿なので馬鹿が馬鹿を見ただけのふつうのことだったんですね。