呆丈記

呆れたものがたり

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

無形文化罪

形の無いものは触れる機会がないと廃れる。試食がきっかけで、はじめて知る味もある。聞こえてくる音に合わせる鼻うた、流れる映像にうばわれるこころ、関心のはじまりはいつも小さく些細なことからはじまる。 試供品に金まで払い接する敷居は、天より高し。

お詫びと訂正

先週4月22日更新分の【死偽の味】につきまして、冒頭に別の記事の編集中の文があり微妙に意味のおかしい記事になっておりましたため、冒頭文削除の訂正をいたしました。 読者の皆様に謹んでお詫び申し上げ、訂正いたします。

死偽の味

今週のお題「わたしの春うた」

今週のお題「わたしの春うた」 わたしにとっての春うたと言えば、幼稚園の卒園式でよく歌われた『思い出のアルバム』です。最近の卒園式ではあまり歌われなくなったようですが、春の卒園時期が近くなると『みんなのうた』で流れていました。 この歌を聴くと…

孤児の春

ちょうどこの季節になると毎年思い出す・・・あの春の日。 今はどうしているだろう?あの日出会ったちいさなゆうしゃは、ひときわ幼くそして輝いていた。そのまなざしはとても強く迷いがなかった。

妥協倶楽部

ものがあふれる現代、しかしすべてのものが金さえあれば手に入るというわけではない。それなりにきぼうのものは手に入れる事は出来るが、無意識のうちに妥協していることに自覚できずにちいさな満足に搔き消される。