呆丈記

呆れたものがたり

不況と布教

 元Youtuber の男性D氏に話を聞く機会があった。

 

彼は撮影OKのご当地アイドルなどの動画や、噂の街や地域に赴き取材したものを動画にして投稿していた。

 

私も動画の撮影に興味があり編集の難易度や視聴者層を聞いたりしていたが、彼の口から意外な言葉が出ておどろいた。

 

 

 『やらんほうがいいですよ。』

 

 

 

動画の配信をやめたのはコロナのせいであって、今後このコロナ騒動が落ち着いたら再開の予定ももちろんあるだけに、唖然とした。

 

 

 

D氏の言うには、完全自己満足で投稿することで悦に浸れる人でないと難しいらしい。

 

 

 

D氏は最初にインパクトの強い動画を投稿して印象付けることを推奨しているが、それによって以降の動画に対する期待が上がり続けてしまうという負の連鎖が生れてしまうため、平均的な動画を作り続ける必要が生じるとのこと。

 

 

 

 そもそも私の撮影した動画に誰が期待するのでしょうか?

 

 

【呆丈記】に足を運んでくださる常連の方だって、記事の内容を期待して来られる方はいないでしょう。

 

 

 

『ご自由にお入りください。』と書かれた無料の見せ物小屋だからこそ

『あぁちょっと覗いて行くか』となるわけですよ。

 

 

通学路の途中にある小汚いドブ川の小魚が『今日は泳いでいるかな?』と気になるように覗くのがここのスタイルです。

 

 

成功して大きく実績を上げた人物を崇拝し金銭を投資するオンラインサロンはもはや宗教のようなものです。

 

 

閉鎖的なコミュニティーは危険です。同じような思考の人の集まりに発展もクソもありません。

 

サロンの中の常識が世の中の常識ではありません。

 

 

YESマンと全てを肯定して称えてくれる信者で頭はおかしくなるのです。

(オ〇ム真〇教のような状態)

 

 

 

気付いたら動画のはなしはどっか行ってしまったのでまた今度。

 

 

お金の絡むことは慎重になってよく考えてから行動をした方がいいです。

あなたが生きている時間を駆使して苦労して得た成果を使う価値があるか冷静な状態の時に判断してください。

 

 

【呆丈記】はお金は取りませんが笑いは取ります。

ためになる事や知識はありませんが、考えさせられるようなことはあります。

 

 

 こどもに『どう勉強させるか』より『どう勉強に興味を持たせるか』と考える方がうまくいくことに似ています。