ゼノンのパラドックスの中に『アキレスと亀』と言う有名な話しがある。
アキレスが0.1㎜進むと亀も少し進む、アキレスが0.2㎜進むと亀も進む、アキレスが0.3㎜進むと、亀も進む、飽キレスが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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洗濯をする→洗濯物を干す→洗濯物を取り込む→洗濯物をたたむ→洗濯物をしまう。(以下繰り返し)
『洗濯物をしまう』までの間にどんどんたたまなければならないものが発生する。
『洗濯物をたたむ』までの間にどんどん取り込まなければならないものが発生する。
『洗濯物を取り込む』までの間にどんどん干さなければならないものが発生する。
『洗濯物を干す』までの間にどんどん洗濯しなければならないものが発生する。
『洗濯する』までの間にどんどん汚れた衣類が発生する。
一つ一つの動作がどんどん通常通りに行われれば、これらはどんどん発生しないと思う。
少なくともノロマーな私はこれらをどんどん発生させる『能力』がある。
警察２４時などの番組で、『コインランドリーにノーパンのおじいちゃんがいる』との通報例があるが、この場合『変態』よりも『アキレスと亀』のような洗濯物の発生の輪廻からの解脱が主な目的ではないかと思われる。
おや？洗濯機の『ブザー』が呼んでいるのでこれにて失礼！
【追伸】干すのは洗濯物であり、この呆丈記ではありません。
