わたしの推し米は何と言っても北海道米の『函館育ちのふっくりんこ』と言うお米です。
この商品名になる前から私の祖父は熱心にお米を作り続けて、ついには一等米になったそうです。
ところが!幼少期から祖父の家でご飯を食べてきた私は、一度もおいしいと思った事がなかったのです。
それはなぜか??
出来の良いお米は『商品』として出荷するため祖父の家では、あまり出来の良くないお米をもったいないので食べていたからでした。
いくら研いでも炊きあがりはうす黒く、まるでもち米のようにしゃもじにベタベタとひっつく、米粒の一つ一つは潰れてそれはあんこ抜きの甘くない白いおはぎのようなご飯がお茶椀に山盛りになっていました。
これは米農家ならごく普通の日常なのではないでしょうか?
安いお弁当屋さんや飲食店(特に牛丼チェーン店)のお米は業務用米のような価格の安さ重視のあまり品質の良くないお米や古米が使われているところが多いですが、やはり食べられるにもかかわらず廃棄となってしまうお米の量も多いようです。
こどものころによく、お茶椀に米粒が残っているとよく怒るのは米農家の祖父がこうした現状を一番目にしてきたからに他ならないからだと思います。
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