呆丈記

呆れたものがたり

腐った御裾分け

 夫婦喧嘩が大好物の犬も火の粉をかぶってまでは深入りしない。

 

他人事への介入が中毒になり悦になり、また使命という名の炎を燃やす燃料となる。

 

自分が行う正義が否定されたとき、プライドは傷付き敵意と変わる。

 

否定批判は宣戦布告でしかないのだ。

 

 

 人に迷惑をかける恐れが全くないことには常に暴走機関車気味の私ではあるが、そんな状況に業を煮やしてか、ちょくちょく【お節介】が入る。

 

 

いくら暴走機関車でも振られたレース旗やカンペくらいは注目する。

守るかどうかは置いといて・・・・・・・

 

『ここはこうした方がいいよ。』とか『これは気をつけた方がいいよ。』などの重要な項目は脳にアップデートされるが、ほかは不要な情報として左の耳から出てゆく。

 

 

これはまだ仕事の中の話だけなら良いが、それだけでとどまらない。

 

 

 

私生活にも介入し他人のハンドルを奪い取り、自分が思う正しい進路に修正する者が結構いる。

 

自分は絶対正しい自信の元で強要するその道は、人によっては地獄なんだよ。

 

親のアドバイスは参考にしても、最終決断を下すのはあなた。

 

 

他人に絶対エンターキーを押させるな!

 

 

誰かの趣味の『悦』でかんたんに狂う歯車・・・・

 

それで悦ぶ外野席・・・・

 

 

 

 いちど考えてみてほしい

 

安全が保障された飼育ケースで毎日支給される蜜をもらいつづける安泰か?

 

捕食されるリスクを負いながら自由を武器に生と死をさまようサバイバルか?