呆丈記

呆れたものがたり

ちょっと不安な事やちょっとこわい事は無理しない

 男にとって大事なことは、決断力そして何事にも動じない度胸である。

最近は女性も愛嬌だけではなく、この二点の必要を迫られる場面も時たま見られる。

一方、男も愛嬌を持ち合わせなければ乗り切れない時代となってきている。

 

しかし無理は禁物、出来ない事に浅はかな知識そして未熟な技術で舐めてかかれば、手痛いしっぺ返しを食らうこと間違えなし。

 

 

 私の性格は自信がちょっとでもあれば、とりあえずやってみようという危険な思考です。安易で浅はかな馬鹿な私は、これまでも相当痛い目に遭って来たわけです。

 

振り返ってみれば何を根拠に『自分にもできる』と判断したのか?不思議思うことがあります。ふつうの人なら絶対に無理だと敬遠するようなことに真っ向からとりかかることもしばしば・・・・・

 

傍から見れば【無謀】の一言に尽きるのではないでしょうか?

 

 

先日、車のカーエアコンが冷えなくなって修理に出したら30万ほどかかると言われて泣きながら帰ってきた。

 

ガスが漏れている個所を特定できれば、『そこの部品だけを交換すれば解決するだろう』と思い、色つきのエアコンガスと冷媒ガスをネットで購入し作業にあたった。

 

作業手順はインターネットで確認して順調に進んだ。

 

 

しかし作業の最後の最後で問題はやはり起こった。

 

 

 高圧弁ホースをはずす際に、ソケットの爪が引っ掛かって高圧のガスが勢いよく漏れ出し、左手を直撃したのです。

 

せっかく入れたガスもすべて抜けて左手の人差し指は、『凍傷』になりました。

配管もあつく熱をもっていて怖かったです。

 

作業注意点を踏まえて、一週間後に再挑戦して成功させました。

 

 

以前ブレーキピストンの固着を修理した際の試運転ドライブで、私が自力で修理したことを知った女の子が『死にたくない』と泣きわめき、最寄りの駅で降ろした時は色々とショッキングでした。

 

 

 30歳のとき、教員をやってみたくて免許取得のために大学へ履修しに行きました。

単位は順調に取得してもうすぐ教育実習となったころ、教員免許更新のため?に来ていた40歳前後の女の人に『あなたはおかしいから向いていない』『きょうでやめたほうがいい』『教育界ではあなたのような教員に困っている』と言われ、それ以来うつが進行して大学へは行かなくなりました。

 

私が限りなくクロに近いグレーな精神に気づいたのでしょう。

 

周囲にいた人がその女の人に、『そのようなことを平気で言えるあなたも立派な病気』と数人が擁護してくれましたが、実際そのどちらの女の人の言う事も正論なのです。

 

 

サイコパス気味とアスペルガー気味なふたりが隣り合った運命だったのでしょうね。

 

 

持ちあげられればどこまでも昇り、抑え込まれればどこまでも沈む、それが作者の長所兼短所なところなのです。