今週のお題「平成を振り返る」
平成と言う時代は戦争が無い代わりに、こころも懐も貧しくなったといった印象を受けます。これは明らかに【格差】によるものではないのでしょうか?
昭和の時代も貧富の差はもちろんありましたが、これからのあかるい未来への具体的な構想が容易にできたことによる安心感と昇給や手当てなどによる今後の期待感が大きかったのではと思います。
終戦後に貧しいにも関わらず、人々が現代社会よりも温かみのあるような印象を受けるのは、『貧しいのはうちだけではない、つらいのは皆いっしょ』という周囲の環境が安心感をもたらしていたのかも知れません。
こうして今、平成を振り返ってもバブルから転げ落ちていただけの印象しかありません。
しかし当然悪いことばかりでもありませんでした。医療の進歩や科学技術の発展、そして何よりインターネットの普及などにより我々の生活は一変しました。
特にインターネットの普及により世界的な時代の転換期を迎えることになりました。
個人がつながる事によって犯罪や事件も起きましたが、情報の共有や今まで内に秘めていたそれぞれの思いの共有により与える影響力は計り知れないものだと思います。
【令和】元年は5月1日からですが、人々に浸透そして馴染むのはまだまだ先の事と思います。みなさんも【平成】を生き抜いた時代の旅人です。立派な語り部になって後世に伝えましょう。