男と女は別の生き物なのだろうか?
性同一性障害が広く知られるようになった現代において、見た目だけでの性別の判断は難しい。
しかし私は思う・・・目が付いて、鼻があって、口がある。多少身体構造上が違うといえど人間には変わりないのだ。
脳科学の観点から男女に考え方や、捉えかたに違いがあるのも理解できる。
では同性同士では考え方捉えかたが一緒で分かち合えるかと言えば、またそれも違う。
個々の性格や世代にも大きく違いが出るだろう。
話が変わるが突然だが過去に男性をやめようとした経緯がある。
男としての情けなさや、面倒になりどうでもよくなったという大した理由はなかったが今思えば、新たな自分としての気持ちの切り替えのためだったのかと思う。
女性としての心意気が板に付いてきて数か月が過ぎたころ、元々自分は女性のような考え方であまり変わらず意味の無い事に気づき自分らしく生きればよいという結論に至った。
何とも全くの馬鹿である。
理解に悩んだ【おとこ】の心理
『彼氏ができた』『妊娠した』『結婚が決まった』と発覚した途端にその女性に急に厳しく扱う男性を数々見てきた。
『なにかもめたのか?』というわけでもなくすごく異様な空気に感じた。
女性の方も『自分がなにか知らず知らずのうちにしてしまったのか?』との思いを募らせるのだが、事の真相は直接には聞けずもやもやしたまま彼女は退職の日を迎えた。
女性が女性にこのような態度をとるというのなら、『幸せになってうらやましい』などのねたみや僻みがあるんだろうと察することは案外容易ではなかろうか?
男としてはその女性に狙いを定めていたのに、他の男に横取りされた気分にでもなったのだろうか?それとも自分の熱い思いが水の泡となったことへの怒りか・・・・
勝手に脈があると思い込んで接していたことへの虚しさなのか・・・・・
同じ男として理解できないその心理に次第に興味が湧いていった。
今現在の結論
自分なりの考えとしては結局のところ納得のいく見解には至ってはいない。もしかしたらこれは正しいこれといったものが無く、その時々で流動的に定まってはいない結論なのかも知れない・・・・
しかしながら一つだけはっきりとしたものがある。それは興味のある女性に性交渉ができる可能性が完全に断たれた時に、こういったことが起こっている。
興味の無い女性に彼氏ができようが、妊娠しようが恐らくどうでもよいことなのでしょう。
ようするに男はドスケベであるというごく一般的な正論にいったん落ち着いたことになる・・・・・