呆丈記

呆れたものがたり

情報廃棄特集!!あなたの知らない方がいい世界

  インターネットを繋いで約6年ほど経ちます。私は比較的はじめたのが遅い方です。ネットをはじめて生活習慣が良い意味でも、また悪い意味でも大きく変わりました。便利と引き換えに失ったものも当然ありました。

 

 インターネットは何でも簡単にしらべる事ができます。普通に生活していれば気付かなかったこともネットを通じて気づくことがあります。

しかしそれは別に気づかなくても全く不都合がなかった場合、余計な情報になってしまいます。

 

 

この余計な情報が多くの人の不幸の源となっていることがあるのではないか?と思うようになりました。私がおもう知らなくていい余計な情報は【他人の生活実態】ではないでしょうか。

 

最近よく聞くようになった『インスタ映え』もたどり着く目的は「見て見て!いいでしょう!今あたしこんなにたのしいよ!」ではないでしょうか?

女性の結婚報告なんかもそうですね。ウェディングドレス姿の写真で「〇年付き合ったダーリンとついに今日結婚したょ今めちゃしあわせ!」なんて袋叩きにしてやりたい!と興奮気味に聞いたことがあります。

 

 

 人間の良くないくせでどうしても比べてしまうんですよ。【十人十色】や【個性が大事】とはまた違うんですね。勝手に人と比べて不幸になっちゃ損ですよ『井の中の蛙』だって別にいいじゃない!海というものが知らずとも、空はこんなに青いんだねで良いのではないかな?

 

 昔はお山の大将がたくさんいましたね。「オイラにこれをさせたら右に出る者はいないよ」とか「歩く計算機、電卓いらずの頭脳」とか高い山、低い山いろいろたくさんありお山の大将たちのようなちょっとした自信に満ちた人々が今よりいた。

 

 

インターネットが普及して本当にすごい人、上には上がいるということが遠くの全世界のことが分かるようになり、それらの山々は崩れ去り・・・・代わりに誰もが認める高くそびえる大きな山がどっしり構えるようになった。

 

 

 便利でたのしいインターネットも、時には残酷なことばを突き付けます。

ニート・ひきこもり』や『パラサイトシングル』に向けた『親が死んだらもう終わり』との言葉も、その状況下の人にとっては相当胸に突き刺さる言葉ではないでしょうか?もしその情報が無かったら仮に現実に直面するまで知らずに平穏に過ごしていたはずが、情報を見たことにより不安でいてもたってもいられなくなった人もいるかも知れません。

 

ニート・ひきこもりの人が悲惨な末路を辿る前提でその不安を煽ることを喜びとしているとしか思えない人たちがいるのは確かですが、ただ自分より哀れな下の存在が欲しいだけのような気がします。

 

rice9999.hatenablog.com

 

 人は生き物である以上、他の種より優位に立ちたい、優れていたいと思うのは決して間違ったことでも悪いことでもありません。まず生きていくために優位に立ちたい!そして優位に立って困っている人を助けたい!と思っている人も少なからず確実にいます。

もし自分が経済的、社会的地位、頭脳能力をすべて手に入れた時、そう思えるのだろうか・・・

 

 

 

今日も元気だごはんがうまい・・・今思えるのはこれだけですよ。