今週のお題「ねこ」
猫を飼いはじめて1年半が経った。正直言って猫が大嫌いなのに、着いてきてしまったがために捨てるわけにもいかず飼うこととなってしまった。
そんな気持ちを知っていたかのように、この黒猫はトイレをすぐおぼえ、いたずららしいいたずらは特にせず、爪もきちんと爪とぎでしか研がない。
おまけに聞き分けがよく、甘えじょうずである。
人間がごはんを食べている時は、離れて寝そべって待っている。
食べ終わると小走りで目の前に座り数回鳴いてから、ゴロンと転がり撫でての合図をする。
ネットでおもちゃを注文し、画像を見せて教える。商品が到着してインターフォンが鳴ると、一番最初に玄関へ向い箱に興味津々で開けて!とせがむ。
事前に画像で見せていたおもちゃが出てきた時の、目の輝きがいきいきしているのがわかる。
外出用の上着が見当たらなくなり、探すと上着に包まって椅子の下で寝ている。
さびしがりやで、外出でいないときなどは飼い主の匂いで寂しさを紛らわす可愛らしさも愛おしい。
恐らく猫としては相当優秀な方だと思う、人間でいうエリートかもしれない。
この猫でなかったら、今でも猫が嫌いだったろう・・・・
めしを喰らうだけの畜生と思っていたあの頃は、遠い過去になりつつある。