呆丈記

呆れたものがたり

太く短く、細く長く

太く短く、細く長く

 先日買い物に行ったら小、中学生のころよく遊びにいってた同級生の母親に会いました。高校も同じ学校に進学したのですが、高校2年生の夏休み以降くらいから学校に来なくなりそのまま中退してしまいました。最後に会ったのは15年ほど前に小学校時代からのもう一人を加えた3人でドライブに行ったのが最後でした。

高校中退後は土木関係の仕事と塗装関係の仕事を転々としていたそうですが、5年ほど前に不摂生が祟ったのか亡くなってしまったようです。

 交通事故、病気、自殺、殺人事件に巻き込まれる等で同級生が結構死んでいます。そんな中よく自分のような屁タレ人間が生き残っているなと思うときがあります。出世競争に予選落ちして必要とされなくなり退職し、やっと中途で採用されたが、入社8年目にして未だにパート社員で人生おわってるおっさんです。

『細々と社会に生かされている』じつにそのような状態でしょうね。こんなとき

『よそはよそ!うちはうち!』ゲームをねだって怒鳴られたこの言葉が数十年の時を経て温かくこころに沁みた今日このごろでした。