呆丈記

呆れたものがたり

大人になったら友人と知人は少なければ少ないほどよい

 何年も音信不通の人から突然の連絡は、ろくなことではないのは周知のとおり。

宗教であったり投資ばなしであったりと、何かとお金の影がちらつくものである。

今回『大人になったら友人と知人は少なければ少ないほどよい』と改めて気付かされた一件でした。

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太く短く、細く長く

太く短く、細く長く

 先日買い物に行ったら小、中学生のころよく遊びにいってた同級生の母親に会いました。高校も同じ学校に進学したのですが、高校2年生の夏休み以降くらいから学校に来なくなりそのまま中退してしまいました。最後に会ったのは15年ほど前に小学校時代からのもう一人を加えた3人でドライブに行ったのが最後でした。

高校中退後は土木関係の仕事と塗装関係の仕事を転々としていたそうですが、5年ほど前に不摂生が祟ったのか亡くなってしまったようです。

 交通事故、病気、自殺、殺人事件に巻き込まれる等で同級生が結構死んでいます。そんな中よく自分のような屁タレ人間が生き残っているなと思うときがあります。出世競争に予選落ちして必要とされなくなり退職し、やっと中途で採用されたが、入社8年目にして未だにパート社員で人生おわってるおっさんです。

『細々と社会に生かされている』じつにそのような状態でしょうね。こんなとき

『よそはよそ!うちはうち!』ゲームをねだって怒鳴られたこの言葉が数十年の時を経て温かくこころに沁みた今日このごろでした。

 

うつ気味なきみへ贈る

                うつ気味なきみへ贈る

 

 

 よる、ねむりに就いてあさが来るのがこわい。おそろしい一日がまたはじまるのだ!

まいにちまいにちまいにち同じことのくりかえし、くりかえし。ずっとつづくんだ、ずっとずっとずーとね。堪えられるかい?だんだんだんだんじわじわじわじわ蝕まれるんだ、「いやだなー」「こわいなー」がさらに拍車をかける。なんとかたどり着くんだ!つぎの休日までに・・・

 

 束の間のやすみはあまりにもみじかい。わかっていてもなぜか突然やってくる、

トイレットペーパーのわずかな残りをわかっていても、おもった以上にそれはすくない

。目視していても突然儚くとぎれるのとおなじ感覚。わたしのこころは、あとどれくらい巻かさっているのだろうか・・・・なみだでぬれて芯が折れそうになりながら紙に祈る。

 

 

 それでもまいにちはやってくる。学校や会社は待ってはくれないしとまらない。

みんなつらいんだ、みんな嫌なんだ、でもやるしかないんだね。

弱音はどんどん吐いて出し切ろう!ただしだれかが吸いこんだらいけないから、ひとりでこっそり出し切ろう!注射を嫌がり駄々をこねるこどものように、いやだいやだこわいこわいつらいつらいいきたくないと。


手のひらを太陽に tiebao

 

 

 つらくてくるしくて泣きそうなときは馬鹿になろう、股に缶コーヒーをはさむんだよ。おやどりになって缶コーヒーをいっしょうけんめい温めよう!「コケコッコー」とさけび缶コーヒーあたまのうえにのせてあけて飲もう!

あったかい?つめたいかい?それがこころの温度なんだ。なんだかホットしたよね。

 

DHC セントジョーンズワート 20日分 80粒

DHC セントジョーンズワート 20日分 80粒

 

 セントジョーンズワートを1か月ほど飲んだら気持ちがすこし楽になりました。

気休め程度かもしれないけど、つらいひとはためしてみて!

 

 

 

 

 

 

 

 

転落人生を目の当たりにしてしまった・・・

        転落人生を目の当たりにしてしまった・・・

 仕事で若いヤンキー夫婦の家によく出入りしていました。ヤンキーと言いましても

態度が悪いとかクレームや因縁をつけるといった迷惑行為はなく、見た目だけヤンキーなだけの気さくな一家でした。エグザイル風の襟足の長い二十代半ばの旦那とギャル系でローラみたいな二十歳前後の奥さんと、やっと歩くようになった女の子の3人家族でした。旦那は建築会社を経営しているか、親の会社かどちらからしくリフォームのカタログや新聞への折り込み広告が大量に玄関に積まれていた。進学し建築を学び建築士の資格を取り自身の自宅も自ら設計して建てた立派な新居に住み、休日はたくさんの高級車が集まり、仲間と庭でバーベキューで楽しそうに盛り上がるのを羨ましく思いました。

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今週のお題「ちょっとコワい話」

 

今週のお題「ちょっとコワい話」

 

 2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」に友人の母親とおばあちゃんが行った際に聞いた話。年齢的にもこれが最期の旅行と、思い切ってはるばる北海道のド田舎から万博を見に行こうとなったらしい。しかし案の定、はじめての内地旅行のため二人は迷ってしまったらしく海沿いの小さな漁村?にたどりついた。その際、集落を迷い歩いていると廃墟のような古いアパートの裏を通りかかった。草はボウボウで壊れた電化製品が放置されてどう見ても廃墟にしか見えなかったらしいが、台所と思われる窓の曇りガラス越しに、白いトレーナーの中年くらいの女性が洗い物をしている様子があったため「こんなんでも誰か住んどるね」と思ったそうです。

なんとか会場についてあれこれ見てまわって、なんか食べようかとなりフードコートのようなところで、おばあちゃんを休ませて友人の母が何か買いに行った。食べ物を買って帰ってくると、おばあちゃんは「さっきのアパートにいた人も観に来たみたいよ、さっきあっちのテーブルに座ってたよ」と言い出した。母親の方も会場でそれらしき白トレーナーの中年女性を見かけていたがはっきりと見ていないし、そもそも曇りガラス越しだったため顔もわからない。その時はそんなに気にもしなかったそうです。

 

 当然日帰りでないためホテルに宿泊したのですが、夕食後二人はさすがに目を疑った。さっき話していた白トレーナーの中年女性の背中が閉まる直前のエレベーターの扉の隙間から見えたのだ。おばあちゃんはきっと疲れていて白いトレーナーを着ている人が、みんなそういう風に見えてしまっているんだと無理やり結論付けた。

翌日、昨日の出来事はすっかり忘れ二人は万博を楽しんだ。そしてお土産を買って北海道にこれから帰るよと、家に電話している時いきなりおばあちゃんが、娘(友人の母)の腕を引っ張った。それは白トレーナーの女がいる。との合図だとすぐわかったそうです。

 地元に帰ってきてから、おばあちゃんはお坊さんに一連の出来事を話したらお坊さんは、白トレーナーの女は親子が自分の故郷から来たのがわかったため、一緒にこの地元に帰りたかったのではないか?と言ってたそうです。

 

 

 

 

元気販売中!

               元気販売中! 

 今日は車で1時間半程のとなり街にある全然知らないスーパーに買い物に行きました。店名は聞いたことがあったが、実際に店舗を目の当たりにしたのは初めて。

このスーパーの系列は自分の街には無いので、かなり新鮮な感覚になった。

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でんわこわい

              でんわこわい

 でんわこわいこわい、家の固定電話、会社の業務電話は発信も受話も全然平気!

だけど、携帯電話の受話のみ怖くでできない。 掛けてきた相手がわかっていても怖くて取れない・・・いろいろ考えちゃうんだろうね。表示されている人のでんわを使って別の人が掛けているのでは?とか、わけのわからん宗教法人に勧誘目的で呼び出されるんじゃないか?とか、はなしが長くなり自分の貴重な時間が大幅に失われるんじゃないだろうか?とか、会社から『今すぐ来い!対応しろ!』または『今すぐ客にお詫びに行け!』と言われるんじゃないか・・・とかあの鳴った一瞬にあたまの中でどう対応するべきかの会議がおこなわれる。

 

・・・・・頭内会議が長引くと電話が切れてしまうことのほうが多い。そして、でんわの相手から翌日『なんで出ねーんだよ!』とキレられるんだよね。